ホームのりこの部屋 > 土用の丑 7月21日
のりこの部屋
月ごとに読む

土用の丑 7月21日

子どもたちに聞かれる。
「土用ってなに?」

「丑ってうなぎのこと?」

そして一緒に調べる。

陰陽五行説の立春、立夏、立秋、立冬(四立)の

直前の18日間を土用という。
土用の入りから初めての丑の日。

これは干支の丑のこと。
特に夏の土用の丑の日頃が暑いので、

食欲が失せたり、体力を消耗するので

うなぎを食べて元気を出そう!

ということらしい。


万葉集の大伴家持の歌に、

暑いので鰻を食べて元気を出そうという歌があるそうだ。
江戸時代に蘭学者の平賀源内先生が、

友達の鰻屋さんに頼まれて、

土用の丑の日にウナギをどうぞ、

という張り紙を店に貼ったという説も。
説はいろいろあるけど、

こんなに昔から、

日本の人は鰻を食べてたんだねえ。

ちなみにうちは、

昨日まちがえて食べました。

でも、一人ひと箱は高くつくので2箱をみんなで分けました。

鰻は産地や姿をよく見て買わないといけない魚になっています。

「養殖ウナギはやめといたほうがいいねんで、お母さん」
「え?」
「だってな、お薬使ってるから」
「よく知ってるね、どこで習ったん?」
「うん、学校の先生が教えてくれてん」

ふ〜ん、消費者教育して下さってるんだなあ。

すごい。

 

 

2011年土用の丑