お彼岸だなあ・・。
谷口安子さんの手作りのおはぎを今年もたんといただく。
小ぶりのおはぎ、黄粉、青のり・・。
母とご先祖様の仏壇に供えて、一家でいただく。
静岡の花園商店から取り寄せているくき茶を濃いめに入れて。
昨夜はそろそろ父が寒かろうと毛布を取り出してかけておく。
今朝はひんやり16度。
怒涛のような議会が最終本会議を控えている中休み。
巷は3連休かもしれないが、
女性団体に入り、議員に当選させていただいてからというもの、
そんな連休には縁がない。
今日も仕事をしようと思えばできるが、
少し心の洗濯をしたかった。
仏壇に手を合わせてから庭の雑草がまた伸びているのが気になっていたので2時間だけ、と区切って草むしりをすることにした。
黄色いつばの広い麦わら帽子がお気に入り。
こんな麦わらは都会ではなかなか売っていない。
夫の実家のある高知の田舎では、麦わらも女物、男物、
結構デザインも色もオシャレなのが案外あるもの。
もうこの麦わらも何年になるだろうか。
きれいな黄色はまだ色あせていない。
けど、皆さん御存知かしら。
黄色い帽子やシャツを着ると虫が寄ってくるのよ。
蝶々やトンボならまだしも、蜂が寄ってくる・・。
次は空色か桃色の帽子にしよう・・。
まだ元気な蚊どもがぶんぶんしているから、
長袖、長ズボン首にはタオルを巻き、
靴下にガーデニングシューズ、というと聞こえはいいが、
ちょっぴり破けたデッキシューズを捨てきれないではいている。
軍手、エプロンの左ポケットにはスプレー式アース、
右ポケットには生け花用の鋏と携帯電話。ゴミ袋2枚。準備OK。
すごいな、雑草って。花まで咲かして。こんなところで。
そんなことを想いながら、黙々と草をむしる。
なかなか気持ちのいいものだ。
汗も流れてくるが、今日などは秋風が気持ちよく吹いてくる。
2時間必死でやっても半分だな、家の周り。
でもスッとした、なんだか。
母が忙しいのにときどき、こうして草むしりしてた。
娘の私は手伝いもせず、しばらく母の姿を見ていた。
おんなじスタイル、孤独な草むしり。
でも楽しい。
朝からすじ肉をことこと鍋にかけ、
その次は大根1本炊き込み、おでんづくり。
家事というのは、幾重も掛け持ちでやらないと時間は作れない。
高知のベニシアさんから送ってもらったきゅうりでたたきキュウリも。
塩昆布とごま油とラー油で、さささっと源平風かな。
そんな間にもあれこれ仕事の電話が入ってくる。
すべてハイハイと片付ける。
イノシシ狩りの話まで舞い込んでくる。
ああすっきりした。
ついでにボサボサの髪もカットしてもらおう。
ああ、スッキリしすぎた・・先生、短すぎるよ。
居眠りした私が悪かったのね。
でもまたすぐに伸びてくるよね。