念願の御対面。
ガラスケース越しですが、釘付けになりました。
わずか身長7センチぐらいの、かわいいお釈迦様。
金色に輝いて、わらっています。
前からお会いしたかったのです。

重文・誕生釈迦仏立像(飛鳥時代 愛知県・正眼寺蔵)
そのお隣には、
今は亡き母の友人だった手芸家の布芸さんがよく、
モチーフとして使われていた誕生釈迦仏立像、
大きさは台座をたして25センチくらいですか・・。
これもとっても愛らしい。

重文・誕生釈迦仏立像(飛鳥時代 宇陀市・悟真寺蔵)
さらにはいつもは法隆寺にある、琵琶をひく天女さま。

重文・金堂木造天蓋天人 琵琶(飛鳥時代 生駒郡・法隆寺蔵)
大好きな仏様たちに会えました。
なんともお顔やお姿が愛らしくて、たまりません。
これは奈良県立万葉文化館の
開館十周年記念特別展の「大飛鳥展」にて。
行ってきました。久しぶりの家族そろっての外出でした。
こんな日は1年のうちめったにありません。
ほんとは国立奈良博物館での正倉院展にも行きたかったのですが、
恐ろしいほどの人出と行列は、
あのディズニーランドどころの騒ぎではありませんでした。
末娘が、鹿にせんべいをやりたいというので急きょ東大寺に。
東大寺もホントに多くの観光客でにぎわっていました。
けれどあの青い法被を着た男の人たちの愛想の悪さはなんざんしょ・・。
僧侶でもなく、檀家?さんなのかなあ。
とくに売店なんかには立たないでほしいですね。
せっかく病気の友達に買ったお守りの効力が薄くなりそうで・・。
ちょっと大仏様や、誕生釈迦のお顔に見習ってほしいですよね。
でも、今日はほんとに幸せな文化の日、でした。