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子どもの頃なかった 1月11日

1並びのよき日。

お鏡を三方さんからおろして、水につける。

今日から通常通りの日常がはじまった。

7時半には子どもも夫もいなくなる。

庭の掃除と水まき。

愛犬ライラの小屋の周りはほんとにやんちゃをするので掃除が大変。

水撒きしながら原稿の草案と新春懇親会のあいさつを考えている。

 

父のお粥とおかずの段取。

 

今日の to do を整理する。

細かいことがたくさんあるのでかならず2、3漏れてしまう。

どなたに電話するかまで書いておかないと、1日はすぐに過ぎる。

 

さてさてつくづく思うけれど、ペットボトル。

子どもの頃にはなかった。

ジュースと言えば、缶かびん。

びんのチェリオなんかをお菓子屋さんに返しに行ったら

10円もらえた時期もあって。

 

でも母が、「色つきのジュースは肝臓悪なるから、やめとき」と、

ほとんど飲ませてもらえなかった。

 

結論から言えば、

あのころの方がよかったですね。

今はペットボトル症候群。

たしかにビンより軽くて安全で、

衛生的かもしれないけれどペットボトルはアンチエコ。

石油製品ですしね。

 

さらに食育を言うなら、

この頃の子どもたちが、

家で急須や湯飲みを使ってお茶を飲んだことがないとか、

カップ&ソーサーで紅茶も飲んだことがないとか・・。

麦茶を沸かすことも知らず、

それでも生きては行けるけど、

経済観念も薄れてしまって、

健康に悪いことも無視されて、

なにより文化性がなくなってしまっています。

 

かくいう私の家にも、

自然とペットボトルがたまります。

洗って踏み潰してリサイクルには出しているけど心が痛んでいます。

生活をほんの少しの手間をかけて、

一昔前に戻したいですね。