「ガンが消えました。転移もありません」
一度そういって快気祝いをしたNさんが、
その1か月後に転移がわかり、愕然としていました。
喉頭がんから肺に小細胞がん。
Nさんは、持ち前の調査能力で徹底的に治療法を探し、
分厚いファイルを何冊も作っていました。
「たちの悪いがんになってしまいました、
何見ても、ほとんど助からないと書いてます。」
でもNさんという人は、
普通なら落ち込むか、やけっぱちになるかなのに、
果敢に戦いました。
元々の強靭な体力と気力があったとはいえ、
お医者様もおどろく奇跡の連続。
うれしかったなあ。すごいですね。
退院して温泉に行って、ゆっくりされているはずなのに、
堺まで快気祝いを届けに来てくださって。
喜びの御裾わけですね。
ちょうど最近がんワクチンのニュースが流れていたところです。
なんとなくNさんは大丈夫だと思っていたけれど、
やっぱり奇跡を呼ぶ男でしたね。
ぐちをもらさず、がんばった成果があってよかったです、ほんとに。