この季節は一雨ごとに草が生えてきます。
生命あるものの「いきおい」をひしひしと感じる季節です。
木蓮の木の葉も青々とめいっぱい全身を広げ、
地に這うような草たちもみるみる
ツルを伸ばしていく。
古い葉っぱは風に任せてふるい落とされ、
みずみずしいやわらかな植物のまさに青春。
そんな中、庭の路地の片隅にピンクの小さな花が顔をあげています。
クローバーの花ですね。
子どもたちを呼んで、見てごらん、と。
菫みたいや、と。ちょっとちがうよね。
ほっとするその姿にも、りりしさがみえてきます。
末娘が、かわいいけどりっぱやねんな。
ふふふ。
