ホームのりこの部屋 > なんてきれいな声 5月31日
のりこの部屋
月ごとに読む

なんてきれいな声 5月31日

暗闇に浮かぶピンク色のフラミンゴ。
難波のライブカフェの前は行列ができていた。
中に入ると120席のシートは既に満席状態。
熱烈なファンが前の席を埋めている。

ハンナ、ホイットニー・ヒューストン追悼公演。
7月には、アメリカで歌うというハンナ。

昨日私は、この店にくるまでものを食べる暇がなかった。
イタリアン料理のメニューを友人らが矢継ぎ早に注文。

コンサートが始まる。
いいね。

日本の歌謡界は演歌の世界以外、こどもの歌ばかり。
あれを歌と言えるのかどうかは別、というレベルのもので、

こういう大人のポップスはなかなか聞けない。
貴重な存在のハンナ、だと思う。

 

気の強い女が、受け入れられにくい、

というより男社会でありながら、度量の小さい男社会は、

しっかりしている女にまともに正当な対応ができない。
未成熟な男が権力を握っている社会は、

文化も成熟しがたい、と言えると思う。

そんな中でハンナは頑張ってきた。
歌っているとき本当にいい顔してる。
バンドのおじさま方もすご腕。いい感じ。
ダンサーもいい感じ。
ハンナのご両親も幸せそう。ファンも嬉々として。
多くの愛情に包まれて、歌っている彼女の姿を見ていると
自分まで幸福に包まれる。

ありがとうハンナ、素晴らしかったよ。