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さくらんぼ 6月29日

いつもお世話になっているIさんや友人のKさんから

秀逸な山形のサクランボが届きます。

長年のお付き合いのHさんは実家が山形で、

家庭用のさくらんぼを箱いっぱいに送ってくれます。

幸せですね。

 

 


木箱です。桐です。

立派な大粒の実がきれいに並んでいます。


サクランボは、6月の最初のころの出始めは

20粒ほどで3000円とか。

とてもとても買える代物ではありません。


かといってアメリカンチェリーは、

ポストハーベストの観点から、

こわくて買えませんし。


日本の佐藤錦というさくらんぼは、

まるまるとしていて、

つやつやで見るからにおいしそうです。


木箱入りのサクランボは、

いつかテレビで長嶋茂雄さん宅では

木箱入りのサクランボしか食べたことがなく、

子どもさんたちはサクランボは木箱に入っているもの

と思って育ってきたと聞き、

お金持ちはそんな暮らしをしているんだ・・と。


でもわたしは、幼かった頃、

母が摘んでくれた小さなさくらんぼを、

2粒ずつ、3人姉弟で仲良く食べた、

あの味がいちばん懐かしいですね。

桜の樹にこんなかわいい実がなることも

おどろきでしたし。


みかけの真っ赤な実にもかかわらず、ちょっとすっぱい、

ほんの少し甘いあの微妙な味が忘れられません。


りっぱなさくらんぼを目の前にして、

そのぜいたくさを子どもたちに教えます。