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近頃の大学入試 7月5日

昨日の雨にもかかわらず、
期末テスト中にもかかわらず、
高3の娘が塾へ行くという。
「今日は、小論文やから」
「燃えているんやね」
「先週の小論文は模範解答にならんかったから、悔しいねん」
「ふーん」
お祝いの会の途中に娘から電話。
「お母さん、また模範解答になった!!」
大雨で息子も娘も塾と駅まで迎えに行って連れて帰りました。
帰って、娘の小論文と、課題文を読みました。
近頃の大学入試の小論文は、
こんなにレベルが高いのか、
とため息が出ます。
「どう?この小論文」
「う?ん、お母さんでもここまでの文章、
今でもよう書かんかもしれへんわ」
「自分としては、納得してないねん」
「どうして?」
「ばらばらでまとまれへんかった」
「ああ、そう・・・。」
「先生に相談したら、
人文科学は、文学部しかないから、
社会科学がいいんじゃないかと言われたんやけど」
「そうやね、自分の進む道に合った学部を探す方がいいね」
たいがい息子の中学受験のレベルを見ていても、
確かに学科の内容は驚くほどレベルが高く、
公立の小学校の授業レベルだけでは、
到底、競争にはならないのが現状。
でも親として思うに、
自分の子どもたちを見ていて
精神性や社会性の幼さと学習のレベルの高さとの
ギャップをどこで埋めるのか、
 人間関係の中で、あまりにも学んでいることが
 体験として少なすぎる。
経済観念についても学べていない。
お金のことをあまり子供に言うな、
という意見もありますが、
私は必要なことは言って聞かせています。
「6年になったら塾の夏期講習13万円やね、集結特訓は3万円。」
「高校の学費は、軽減助成だけやから、うちは今までどおり」
「ええ?橋下さん、無償やっていうてたやん」
「残念でした。実際は所得ごとの軽減助成だけ」
「ええ?なんやあ」
「まあ、あんたらが大人になって子どもを持ったら、わかるよ、しっかり勉強しなさいよ」
という具合に。
こどもたちに電気料金や水道料金のレシートや
家計簿を見せるのも一策です。
今回の小論文の娘の回答と課題文を掲載します。

 

 


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