朝は気忙しいものです。
しかし、小学生の子どもたちは
悠然とムーミンを見ながら身支度と食事。
「この落ち着きがいい。」
「日本のアニメとは全然ちがうね」
「どこが?」
「どたばたしてない」
「色がけばけばしくない」
「全体的に静か」
「気持ちが落ち着く」
「哲学的やな」
ということで大好きなんだそう。
子どもたちがテレビでアニメを見るのは
ドラえもんとクレヨンしんちゃんと、
ちびまるこちゃんとサザエさんくらい。
それでも見れない時の方が多い。
ワンピースやポケモンも見なくなっていますね。
イタリアでは、日本のアンパンマンの
「アンパンチ」が暴力的だとして、
子供向けではないと判断されて放映されなかったそうです。
そのくらい日本のアニメは、
そのキャラクター性やストーリー性がいくら優れていても、
暴力について配慮がないと評価されているのです。
そういえばそうですね。
女子向きとされるプリキュアでもドタバタ劇。
暴力に暴力で対峙する「正義」が横行しています。
こういうのも真剣に考えていく必要がありますね。
社会全体が「暴力」に感覚がマヒしてしまいます。