自治会、女性団体、更生保護女性会、
母子寡婦福祉会、解放同盟、子ども会、
老人クラブ、防犯協議会、校区福祉委員会、
青少年健全育成協議会、交通安全協議会、美化委員会・・
いろんな市民団体やグループがあります。
こういう団体は、
それぞれの会員さんと共に、
堺市の地域の市民の皆様や団体外の方々のためにも学習したり、
お世話をしたり、
堺市の行政とともに市民協働の活動を行っています。
当然、地域の実情や課題を熟知しているし、
それぞれの団体活動における専門性や特長を生かしながら、
長年にわたっての経験と、
知恵や知識の蓄積があります。
またみなさんのほとんどが、
ボランティア活動ですし、
いわば素人ですから、
失敗することだってありますけど、
その失敗からまた学んで、
活動が継続されています。
市民団体には堺市のさまざまな審議会や協議会、
懇談会など堺市側から依頼が来ます。
会議によっては、
各団体の会長ばかりが集まるもの、
専門の担当者が集まるもの、と
構成メンバーの特色もあります。
ほんとにたくさんの会議があります。
市民公募での委員さんも入っていただくのもいいですが、
できればちゃんと人のお世話をしたことがあり、
その上で行政の仕組みもある程度
わかっておられる方が望ましいと思います。
そういう方々は、
公募で立派な論文を書かれて、
会議でも有益なご意見をいただけます。
けれど、
単に行政などに対し文句や批判をされるだけに終わる場合は、
会議が進行しません。
自分は、この問題についてこう行動する(あるいはしてきた)、
堺市はどうするのですか?
もう少し、ここをこうすればいいのではないでしょうか?
というスタンスなら建設的な話になりますね。
何もかも行政にああしろこうしろ、
だけでは会議の雰囲気も悪くなって、
停滞してしまいます。
様々な会議も、
市民団体が担う会議は報酬のない会議が多いいのです。
そういう会議ほど回数も多い。
でもみんなで、
大きな目的に向かって意見を出し合う、
集まるということのが堺市の発展のために、
とても大きな意義があると考えます。