ホームのりこの部屋 > ノーベル文学賞にカナダのアリス・マンローさん 10月11日
のりこの部屋
月ごとに読む

ノーベル文学賞にカナダのアリス・マンローさん 10月11日

作家というのはすごいですね。

作家と聞いただけで頭が下がります。

マンローさん、82歳の女性。

作品を読んだことがありませんので、

ぜひ読んでみたいです。

 

亡き母と同世代の女性の受賞は、嬉しいです。

 

 



ノーベル文学賞にマンロー氏…村上さんも翻訳

 

【ストックホルム=三井美奈】スウェーデン・アカデミーは10日、2013年のノーベル文学賞をカナダの女性作家アリス・マンロー氏(82)に授与すると発表した。


アカデミーは「現代の短編小説の名手」と評価した。賞金は800万スウェーデン・クローナ(約1億2000万円)。同賞の女性への授与はドイツの作家ヘルタ・ミュラー氏以来4年ぶり、13人目となる。


マンロー氏はカナダ南部オンタリオ州ウィンガム出身。10代で創作を始め、1951年に結婚後、大学を中退。書店経営の傍ら作品を発表し、68年に初の本格的な短編集を出版した。子育てや離婚、再婚を経て、自分の故郷をモデルに田舎町に暮らす人々の生活と心の機微を描き、「カナダのチェーホフ」とも呼ばれる。2009年にブッカー国際賞を受賞した。


01年に発表した「イラクサ」は、カナダ映画「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」(06年)の原作となった。日本では「イラクサ」のほか、「林檎の木の下で」「小説のように」(いずれも新潮社)が翻訳され、国内の文学ファンに親しまれてきた。


作家の村上春樹さんは、自身が編集・翻訳し9月に刊行した短編集「恋しくて」(中央公論新社)にマンロー氏の「ジャック・ランダ・ホテル」を収録、「奇妙な味わいのラブ・ストーリー」と評した。


(2013年10月10日22時39分  読売新聞)

YOMIURI ONLINEより