やりましたね、日本男子フィギュア初の金メダル。
このひとのスレンダーな全身から発せられる、
高い技術と力強さは圧巻でした。
感動しました。
男性の美しさを見事に発揮されました。
けれど、
金メダル獲得後の記者会見での羽生選手の語りには、
さらに感動しました。
仙台出身の自分が、
東日本大震災やその復興について
役に立てるスタート地点に立てたと思うと。
自分に何ができるか、
自分が何をしてきたかを本当にこの人は、
真剣に考えてきたんだなと思いましたね。
わずか19歳の彼が、
フィギュアで世界一の頂点に立ったその時点で、
世界に東日本の復興をアピールする・・。
総理大臣がすべき役割を、
数万倍の威力で彼は果たしたとおもいます。
単に浮かれ気分で調子に乗るわけでもなく、
おそらく彼はスポーツ、
オリンピック、金メダルの意味をも考えながら、
この道を行くことを決め、
努力してこられたことがわかります。
同い年の大学生の娘と、
羽生選手について語り合いたいと思います。
羽生結弦「すごくうれしいが悔しさも」

男子フリー 羽生結弦の演技=ソチ(共同)
羽生結弦の話「緊張しました。すみません。やっぱり五輪はすごいと思った。(金メダルという)結果はすごくうれしいと思う半面、自分の中で悔しいと思うところがある。金メダル取っていうのも何ですが、ちょっと悔しい。緊張の中で、自分の演技をどこまでできるか、いい経験になった。(カナダのパトリック・チャン選手の得点を聞いたときは)とにかく驚きしかなかった。うれしい感情はなかった。こうやって表彰台に上ってすごくうれしかった。(金メダルを)早く見たい」
産経ニュース(2014.2.15 04:51)より