今日から、堺市本庁の高層館1階ロビーにて、
堺商工会議所が、復元された
「堺のまつり提燈」展が開催されています。
これまでも、
堺商工会議所が創立90周年(1969)と
100周年にも堺高島屋にて、
展示されました。
そして、さらに過去の42個から10個を新たに復元されて、
52個の提燈が特別展示されています。(⌒▽⌒)
前田会頭のご尊父さまもこの特別展示をなさったとのこと。
素晴らしい文化的継承事業です。
これらの提燈は、
昭和初期まで、
住吉まつりや南北氏神(開口、菅原)のまつりの折に、
大道筋南北24町を中心に、
各町ごとに簡潔な町紋を描き、
掲げられていたとのことです。
堺に生まれて堺に育ちながらも初めて、
堺の当時の市民の方々の文化性に触れることができて、
なんだかとっても嬉しくなりました。
きっと戦時、
堺大空襲でほとんどが焼けてしまったはずですから、
これを復元された前田会頭のご尊父さまや、
現在の堺商工会議所の皆様の、
文化と平和への思いや、
堺の町を誇りとされている郷土愛を感じる展示でした。
最近は、
提燈もビニール製が多い中、
提燈の絵師さんが、
ビニールには描けない、
わしの人生最後の仕事、
とおっしゃって仕上げられたもの、
と前田会頭から伺いました。
なおさら値打ちのある提燈は、壮観です。
ぜひじっくりご覧になられることをお勧めします!*\(^o^)/*