中学生の頃から大好きだった
Paul Klee。
とくに この晩年の「忘れっぽい天使」。


なんて朝だろう。
昨日、息子の学生ズボンを一日仕上げの
クリーニング屋さんに預け、
夕方取りに行きなさいということを息子に言い忘れていた。
息子は昨夜から、ズボンをさがしまわり、
今朝パツパツ、ピチピチのズボンを履いて行った。
末娘が駅から電話してきた。
忘れ物。今回だけ、と必死。
今回だけ届ける、と答えて
しまった。
あらためてこの天使を見ると
一瞬、悪魔かもしれないと感じたけど。
よく見ると、なんてことないさって
笑ってる。
中間テストで、お弁当がいらないと思ったら、
別の用事が。
なんてことないか。
こんなものだよね。