少し寒いけど、冬の夜空は美しい。
大阪の空には、数えられるほどの星しか見えないけれど。
オリオンが、ひときわ煌めいてる。

山田登世子先生のお別れ会には、遠くて行けなかったけれど。
先生と話した晶子や鉄幹、萩原朔太郎やシャネル、阿久悠さんの
作詞の舟歌の原詩がフランスの詩であることなど、深いい文学のお話は、
素敵な時間でした。
偉大な作家の研究者として命を削りながらのフィールドワークと創作活動に
惚れ惚れしました。
それでも容姿は、美貌のシャネルに負けず、エレガントで文化的な暮らし。
でも新聞の政治批評は、鋭く明快な登世子先生だった。本当なら今頃、堺市で晶子記念館のお祝いのご講演をして頂く予定だったのに。
名古屋の山の上ホテルでのお別れ会に、登世子先生が好きだった
薔薇の花と感謝のラブレターを送りました。
登世子先生を想う時を、これからは愛おしく思います。
登世姫こと、登世子先生。これからもよろしくお願いしますね。
ありがとうございます。