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都会の星空に 12月13日

ダイニングのソファでうたた寝をしてしまったみたい。

とび起きて、台所の後始末をしていると、
おはようございます、起きましたか?と
末娘が、ニンマリ。

愛犬が、くんくん言ってるので末娘と真夜中のお散歩。
犬もこの寒さではトイレも近くなるんだねとか話しつつ。

 

 

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都会の夜空は、遠い小さな星が見えない分、昔 習った星座の見本市。

あ、流れ星!
小熊座の小さなヒシャクもみえる。

谷川俊太郎さんの、
「僕は真夜中に台所で君に話しかけたかった」を思い出す。

確固たる自分の宇宙を持っている人と、話し込んでみたい。
奥深い人はたくさんいて、楽しい。

世の中、知らないことばかり。

しかし、たいてい世間を知らない人は、あり得ないことをあり得ると思い込むらしい。わかってないから、せいぜいやり手の役人に、転がされたりする。そればかりか傲慢が手伝うと、自分の手柄だと思い込む。自分が一番望まない、最高の結果になっているというのに。
こういう人が嗤われる。自分も気をつけようと思います。

世の中は、そんなに単細胞じゃないでしょ。
正論ばかりが通用するわけじゃない。
かと言って、パフォーマンスの化けの皮は、すぐに剥がれるもの。

ジェンダー平等。

この男社会の、頑ななまでのピラミッドの牙城と、
脆さの隙間を這うように取り組んできたよ。

昇ってくる女たちは、一定の地位を得ても
権力のある男の顔色を伺い、与えられた役割を演じる。
そんな中で、そうであっても何かを結実する、他の女性や子ども、
弱い立場の人たちの、なにかプラスになることを成し遂げることが
大事だと思う。
既存の男社会に呑み込まれているだけでは、
何も変えられないどころか、再生産に加担してしまうことになる。
そんな役割をわざわざ担う必要はないし、小さくてもいいから、
少しずつでもいいから、本当に息のしやすい社会をつくることを
意識しておくことが求められていますね。

類は友を呼ぶ。
裸の王様には、実力や誠意のある部下はいない。

幸い、私は本物のリーダーに出会いに恵まれてきた。
どの方も、まず側近が超優秀。
そういう人を組織の内外関わらず、ヘタな年功序列の
バランスなど斟酌せず、バンバン登用している。実力主義。
実力もないのに、人の出世を妬むような輩が居座る組織は、
成長しないと言い切る。

ま、私の場合、口いっぱい言いたい放題のふりをして、
実は100分の1も言ってませんが、かと言って黙っていては、
世の中も変わらない。もっと上手に言えたらな、と反省もしてきたけれど。
それに口で言うだけでは、何も変えられないですね。汗をかかないと。

こんな時代になっても、はっきりモノをいう女は、好かれません。
わかってる。
いいとこ使いされ、使い捨てされてきた。
平気で砂もかけられて。
煮え湯も呑まされて。

今までは、それでも黙ってきました。
でも、もう十分ですよ。

騙されたふりをする役割は終わりました。

この国の債務残高、借金は1093兆円。
20年前の2.2倍。
地方交付税は、現金ではなく臨時財政対策債。
いわゆる国が地方公共団体に借金をして。
こんなもの絶対に返済されない。
いつか国が返してくれるなんて、夢、幻。
消費税増税。
額面10兆円、正味5兆円強の増税など本当は焼け石に水。
政府もわかっている。政治家や経済人、行政もわかっている人々は
たくさんいる。

いつまでこんな行き当たりバッタリのことやり続けるんだろう。

それでもなんとなく日本がやっていけるなんて思うのは間違いだと思う。

生団連が果敢に抜本的にこの国の財政のあり方やシステムを
質そうと動き始めている。この国を愛し、未来に向かう子どもたちを
愛すればこそ。

わたしたち一人ひとりが、しっかり主権者としての責任を果たすことが
一番大切なことですね。

空に月が見えない。
心の中の灯火を空に描きましょ。