素晴らしいクリスマスプレゼントが届きました!
長女が、京都大学大学院法学研究科 法曹養成専攻に合格しました。
合格通知と長女の志願書です。

試験は論文ですが、今年の問題がジェンダー論で、
しかもポルノと性暴力と表現の自由に関するフェミニストの
論争からの考察を求める出題だったようです。


普段なにげない親子の会話や、私の仕事から、
いつの間にか「人権」を学んでいたおかげだと言ってくれました。
法曹の世界で生きることをめざしていた娘が、
自力でその扉を開いたことが嬉しいです。

司法試験の合格率が未修者、既修者ともに一橋と並んで
日本一の京大法科大学院は、とてつもなく厳しい学究の日々ですが、
志願書に綴った思いを忘れず、がんばってほしいと思います。
これまで、共に長女を育ててくださった皆様のおかげです。
まわりの人たちに、頭を下げてお礼を言っている娘を、
微笑ましく見つめつつも、必ず娘もぶつかるであろう
ジェンダーの分厚い砦を、諦めず針の穴からでも崩してくれることを
期待します。
そして、娘の働きが世界の一人でも多くの女性、子ども、
障がい者、高齢者、社会的弱者とされる人々の支えとなれるよう
望むところです。