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息子の合格 10月7日

おかげさまで息子が、慶應義塾大学 法学部 政治学科に合格しました。

アメフト三昧だった息子も引退試合後、
死にものぐるいで頑張りましたが、
やはり先生方のご指導やチームメイトの皆さんのご協力、
また沢山の方々に育てていただいて、助けていただいたおかげです。

 

 

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特に、高校のアメフト顧問の島倉仁志先生が書いてくださった推薦文は、
珠玉の名文であり、厳しくもあたたかい眼差しで、
こんな風に息子たちの内面を洞察されていたんだと感動しました。
真夜中でも息子の相談にのって下さり、ご指導いただきました。

 

また担任の長谷川先生、平井先生も息子を信じて、
できることは何でもすると熱い応援をいただきました。

息子本人の2千字の志望理由書も、
なぜ慶應義塾大学法学部政治学科なのかという点について、
LGBT課題解決から人権、SDGs、
さらにその先の開発目標の私案に触れ、
大学で何を学びたいか、
その学びを実現するために将来どんな仕事をするか、
明確に書かれていました。
もちろん慶應義塾大学のアメフト部に入りたいとも。

 

普段、家庭の中で多忙な母親との限られた会話の中で、
そういえば、今年の1月頃からは、
あれこれ息子からは質問が多く、
姉にも法学部ってどんな勉強をするのかと食い下がっていました。

 

ある意味、親の背中をこんな風に見ていたんだな、
と知ることができました。

 

親としては、子どもの受験に関しては、
一切口を挟まない鉄則を持っていますから、
本人のやりたいようにやらせ、受験料や必要経費を払い、
あとは最低限のフォローをするだけでした。

 

私自身が、医学部受験を踏破できなかった苦渋の体験からです。

親が進路を決めたり、受験させないということだけはしないでおこうと。
本人が、真剣にめざすなら、それを応援しようと。

最近のAO入試やF I T入試というものを初めて知りました。
大学にもよりますが、一次、二次試験があり、
レベルは大学院入試以上なんだなと、率直に思いました。

 

偏差値偏向から脱却し、
大学においてグローバルスタンダードの一歩先を行く
人間教育をめざす、新しい未来型の受験が始まっているんですね。

 

合格発表の前に、こんなお守りの写真を送ってくださった方がいます。
涙出ました。
合格してほしいと思いつつも、親として合格できなかった時に、
息子に何と言ったらいいかと考えてもいました。

素直に嬉しいです。本当に皆様に感謝です。

 

受験がこれからの人も大勢います。
指定校推薦など、希望通りに行かない
かつての私のような受験生もたくさんいます。

今度は、息子が一緒にその友達を応援し、
自分の勉強もしっかり頑張って、
周りの人への感謝を忘れずに、高校生活を全うすることを望みます。

 

受験で一番大切なことは、周りの人を大切にして、
一生懸命努力して感謝を忘れないこと、だと改めて思います。