おかげさまで息子が、慶應義塾大学 法学部 政治学科に合格しました。
アメフト三昧だった息子も引退試合後、
死にものぐるいで頑張りましたが、
やはり先生方のご指導やチームメイトの皆さんのご協力、
また沢山の方々に育てていただいて、助けていただいたおかげです。


特に、高校のアメフト顧問の島倉仁志先生が書いてくださった推薦文は、
珠玉の名文であり、厳しくもあたたかい眼差しで、
こんな風に息子たちの内面を洞察されていたんだと感動しました。
真夜中でも息子の相談にのって下さり、ご指導いただきました。
また担任の長谷川先生、平井先生も息子を信じて、
できることは何でもすると熱い応援をいただきました。
息子本人の2千字の志望理由書も、
なぜ慶應義塾大学法学部政治学科なのかという点について、
LGBT課題解決から人権、SDGs、
さらにその先の開発目標の私案に触れ、
大学で何を学びたいか、
その学びを実現するために将来どんな仕事をするか、
明確に書かれていました。
もちろん慶應義塾大学のアメフト部に入りたいとも。
普段、家庭の中で多忙な母親との限られた会話の中で、
そういえば、今年の1月頃からは、
あれこれ息子からは質問が多く、
姉にも法学部ってどんな勉強をするのかと食い下がっていました。
ある意味、親の背中をこんな風に見ていたんだな、
と知ることができました。
親としては、子どもの受験に関しては、
一切口を挟まない鉄則を持っていますから、
本人のやりたいようにやらせ、受験料や必要経費を払い、
あとは最低限のフォローをするだけでした。
私自身が、医学部受験を踏破できなかった苦渋の体験からです。
親が進路を決めたり、受験させないということだけはしないでおこうと。
本人が、真剣にめざすなら、それを応援しようと。
最近のAO入試やF I T入試というものを初めて知りました。
大学にもよりますが、一次、二次試験があり、
レベルは大学院入試以上なんだなと、率直に思いました。
偏差値偏向から脱却し、
大学においてグローバルスタンダードの一歩先を行く
人間教育をめざす、新しい未来型の受験が始まっているんですね。
合格発表の前に、こんなお守りの写真を送ってくださった方がいます。
涙出ました。
合格してほしいと思いつつも、親として合格できなかった時に、
息子に何と言ったらいいかと考えてもいました。
素直に嬉しいです。本当に皆様に感謝です。
受験がこれからの人も大勢います。
指定校推薦など、希望通りに行かない
かつての私のような受験生もたくさんいます。
今度は、息子が一緒にその友達を応援し、
自分の勉強もしっかり頑張って、
周りの人への感謝を忘れずに、高校生活を全うすることを望みます。
受験で一番大切なことは、周りの人を大切にして、
一生懸命努力して感謝を忘れないこと、だと改めて思います。