ホームのりこの部屋 > 月とRADWIMPSと政治 4月20日
のりこの部屋
月ごとに読む

月とRADWIMPSと政治 4月20日

 

blog_201904200101.jpg

 

満月の静謐な夜

RADWIMPSの野田洋次郎の世界に浸りながら、
今の大阪の政局を考えていた。

野田洋次郎の世界に惹かれている多くの若い人たちは、
今の政治をどう思っているだろうか。

「正解」という曲のサビの歌詞に

あぁ 答えのある問いばかり 教わってきたよ
そのせいだろうか…

というくだりがある。ハッとさせられた。

サビだけではなく、全体の歌詞は一見青臭さを帯びながらも
核心を突いている。

この歌に引き込まれる若い人たちが、ポピュリズムに煽られるとは、
考えにくい。

そこには、人としての誠実さ、優しさ、脆さを抱えながら、
誰かに寄り添おうとする
真摯な人の生があるからだ。

どんなにAIやICTの技術革新が進んでも、
どんなに欲と痴情と卑劣な情報が蔓延しても、
決して凌駕されない人間の心を野田は歌っている。

政治は、この人心から乖離してはならないのだと思う。

ポピュリズムの先にあるのは、独裁政治であることは、
ヒトラー、ピノチェト、レーニンなど歴史が証明している。

現在でも独裁政治による国家の国民がどんな生活を
強いられているかを見れば、明白。

逆らう者は容赦なく排除され、報道や情報は抑圧され、
罪なき者に罪を被せて葬り、国民ですら暴力によって
殺されることが起こる。

 

この対極にあるのが野田洋次郎の世界だ。

月の光が、力をくれる。じんわりと。

必要以上に騒ぎ立てる必要などないよ。

堺市という、この愛すべき町の未来のために、
今、しなければならないことは明らかなんだから。

正解はいかに。よーい、はじめ!