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ヒマラヤの青いケシ 6月12日

朝から台所や洗面所などのゴミを集めて、
今日は週に二度のゴミの収集日だから。

ゴミ出しをしていると庭の咲き終わりの花や黄色くなった葉っぱや、
伸び放題の雑草が気になる。

けど悠長にガーデニングをする時間はない。

パパパっと花ばさみで、枯れた薔薇の花を切り、
葉っぱや雑草は手掴みで抜き取る。

昨夜の風がそこら中に庭の葉っぱを撒き散らしているので、
箒で掃いてゴミ袋に入れて。

間に合うぞ。収集の人があのトラックでテキパキと走りながら
取りに来てくれるまで。本当にありがとうございます。

ポタポタと汗が顎から地面に落ちる。

早朝から、こんなに汗をかくのは気持ちいい。だから夏が好き。


 

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ところで、このヒマラヤの青いケシ。
いつだったか、この花の存在を知った時、
童話を書いた。秘かな自分のためだけの
童話。

登場人物は、一人の女の子。
澄みきった青空に光る入道雲が大好きで、いつも空ばかり見てる。

彼女は、ライアル・ワトソンの『風の博物誌』を読んで、
地球がアウラという青い光に包まれていることを知る。

だから空が青いのかしら?と思いつつ、
誰もいないところで指を1本立ててみると、心地いい風が吹いた。

魔法使いになったみたい。

その風に乗って空へ行けるんじゃないかと
いつも一人ぼっちの時には、人差し指を立てて風を吹かせてた。

ある日、そんな風がカラダをふわふわとさせて、
いつもの家路を辿ると、道端に青い空色の花が咲いている。

その花は、夏空への入り口だった…。

そこから始まる冒険のお話。^_^

ヒマラヤは、テレビや本でしか知らない。

なんでこんな話?

 

そう、今日、六甲山高山植物園で「ヒマラヤの青いケシ」が

見られるという情報を知りました。

選挙続きの非日常的な日々は、シビアです。
苦痛だとは思わないのですが。

見に行ってみたいな、と思うのです。

空色の花。