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福島原発 10月3日

連日、福島原発のタンクからの

汚染水の大量の水漏れについて報道されています。

ひどい話です。

 

国はなぜ福島の人々を遠くへ行かせないのか。

 

延々、こうしてあきらめムードなのか、

何事もないふりをし続けるのか。

 

本当のことをなぜ報道しないのか。

なぜ知らされないのでしょうか。

 

恐ろしいことです。

 

福島原発の爆発以後に、

娘さんが福島の人と結婚して福島に嫁ぐんです。

と涙ぐんでおられた役所のNさんの

涙を忘れることができません。

本来なら、喜びごとなのに、

Nさんは悔しそうに泣いておられました。

 

福島原発の放置は、

日本国民の健康被害を拡散し続けます。

当然日本にとどまらない。

 

オリンピックもいいけれど、

このままじゃ東京に

世界のトップレベルの選手は来れないでしょう。

 

みんなの問題です。

昨日の堺市議会における

安全安心なまちづくり調査特別委員会で、

 私が強調したのは

堺市の防災計画における原子力災害と

放射能対策の計画の充実でした。

関東圏15市町村の子どもの尿検査で

7割もの子供の尿からセシウムが検出されていると。

静岡県伊東市の子どもの尿からも高濃度のセシウムが

検出されていることが報告されています。

その大きな要因は食品だということ。

内部被ばくをしているということです。

空間にはセシウムだけではなく

ストロンチウムやプルトニウムまで

原発からのすべての放射性物質が拡散しています。

当然微量であっても体内に取り込まれます。

半減期の短いセシウムだけを取り上げてはいられません。

 

今や日本は、

どうしようもない、

だれも責任もとれないほどひどい状態で、

「風評被害」ではなく「実害」が正確に公表されていません。

なんと不誠実な国家でしょう。

このまま黙っているわけにはいかないのは当然です。

みんなで原発をとめ、

福島と東北のことを第一義に取り組む必要があります。