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女子柔道選手の勇気 2月6日

今回の全日本柔道、
15人の女子柔道選手の勇気と思いに胸を打たれました。
加害側の男性たちにとっては、「今さらなんでやねん」
というところでしょうね、まだ。
テレビで報道されている監督やら強化委員長とやらの
表情やモノのいい方から、そう見て取れます。

内柴選手が準強姦罪で5年の懲役、
柔道界から永久追放。

暴力が蔓延するところには、
相手が女性の場合は必ずと言っていいほど
セクハラや性暴力がつきものです。

パワハラというのはこういうスポーツ界のみならず、
大学や民間企業でもよく発生しています。

監督と選手、教授と助手や学生、
社長と秘書、上司と部下。

本来はみんな刑務所に行っていただくのが本当のところですね。

先日辞任した徳田毅国土交通大臣政務官も。
報道によれば示談が成立したからって
未成年を泥酔させての性的行為の強要。
かつて、
そのまんま東という芸能人が今や政治家になっていますが、
彼も確か未成年の女子に性的暴行を働いていましたね。
かつての大阪府知事も亡くなりましたが、
辞任の原因は女性へのセクハラでしたね。
こういう人たちが政治家になれる国は世界でも珍しい。

暴力を許さない、
当然女性への暴力を許さない国民性は、
教育によってしか構築できないのです。
道徳教育だけではすでに間に合わない。
人権教育や平等教育が必要なのです。

この国はさすがに女性の地位が135か国中101位、
先進国最低のはずです。
現行の法制度も女性に対する暴力や
性暴力についての罰則が軽すぎます。

また権限のある場所や地位に女性が少なすぎるのです。
日本の柔道界も、
すべての分野において決定権のあるポジションに
女性を半数は存在させることが大切です。

男女共同参画はお互いのためですよね。
お互いに暴力のない、
安全安心な日常を獲得するために。