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UNIFEM ユニフェム(国連女性開発基金)のこと

国連機関の中で、唯一「女性の人権」を扱うユニフェム。

親善大使はニコール・キッドマン。


日本国内委員会は、まあ地道で17年目に突入しました。


2006年5月に、ニコール・キッドマン主催の「女性への暴力反対」キャンペーンのための、ユニフェム30周年記念のガラディナーがあるというので堺から28人でニューヨークへ行ってきました。(参加者は下記の通り)

 

当時はユニフェムはまだ国連人間開発計画UNDPの傘下にありましたが、今回の国連改革で、存亡の危機を乗り越えるばかりか、UNDPからの独立を宣言しました。

 

N.Yでは当時の事務局だったノエリーン・ヘイザーさんとユニフェム本部のスタッフと2時間に渡るミーティング。

 

日本は先進国だけれど、是非堺にリエゾン・オフィスをという話をしました。

このときのガラディナーの席は、一席が60万円、36万円、6万円と3種類あり、この席料が基金になるのですが、堺から約900万円の基金を提供しましたから、当日は会場で一番先に紹介されましたし、本当に歓迎を受け、当時の国連次席大使の北岡伸一、鈴木りえ子さんご夫婦もお出迎えにわざわざバカンスを返上してかけつけて下さっていました。

 

それ以来、ご夫婦ともいいお付き合いをさせていただいています。
この前段があり、2008年の8月にノエリーン・ヘイザー前事務局長が退任し、後任にスペインのイネス・アルベルティーさんが就任。この5月末には、横浜市でTICAD IV、アフリカ開発会議が開催され、リベリア共和国のエレン・サー・リーフ大統領が文部副大臣の池坊保子さんから招かれ講演されました。

 

TICAD IVにはUNIFEM本部からは事務局長代行のジョアン・サンドラーさんとアフリカの担当者の女性も来られていました。ジョアンにも堺へリエゾン・オフィスをとお願いしました。

その後ニコールの呼びかける署名運動を展開し、57000筆を集め、イネス事務局長の来堺を実現。

堺で市長や商工会議所、シャープや関西電力、医師会の代表者等と歓迎晩さん会をリーガ堺2Fのボーリバージュで。

 

翌日は久保洋子事務局長と重松加代子部長がイネスとトンを麻生総理に面談しにお連れし小渕優子大臣とも懇談しました。

12月4日から5日のことです。

6日には典子委員長も東京へ。

ウタント・カフェで国内委員会のメンバーとミーティングと食事。

さらに夜、帝国ホテルの中華料理店でトンと会食。

これからのユニフェムのパワーアップについて話しました。

 

2009年1月にニューヨークからメールで堺へのリエゾン・オフィスの設置の話になりました。

この間、典子委員長は外務省などとユニフェムへの拠出金を増やすよう動いています。

 

木原敬介市長にも話をし、心よくOKして下さいました。

6月にはリエゾン・オフィスが来る予定です。

 

堺市の女性センターに、堺市の予算措置についても典子委員長が働きかけ、国際部・男女共同参画、教育委員会に予算がつきました。
協力して下さった東京のユニフェム日本国内委員会副理事長の佐々木順子さんに感謝します。