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今日やっと「プルトニウム」が報道された

先ほど仕事をしていたら、テレビのニュースが、

福島原発からプルトニウムが検出されたと報道した。


残念、無念。


やはりもう最悪の事態になっている。
これで、福島県はもちろん、

東北・関東地域はすべての機能がマヒしてゆく。
地震発生から、18日めにやっと、こんな報道になる。

遅すぎる。

わたしは、毎日 街頭で、福島原発第3号機、

プルサーマルの使用済み燃料とは何か、

プルトニウムのことをなぜ政府が説明しないのかを、

怒りをもって訴えてきた。

ショックだ。

危惧していたことが現実になった。

それでも政府が緊急声明も出さない。


こんな中で地方統一選挙をやってる場合なのだろうか?
もう被災地はもちろんのこと、

東京でも飲料水や生活物資が不足している。

関西でもコンビニや外食産業のチェーン店では、

品数が減り、購入制限があり、

メニューからサラダ類が消えて行っている。

今私の頭の中は、子どもたちをどう守るか。

彼らの健康被害だけは食い止めたい。
菅総理よ、国民を避難させよ。原発政策を即時廃止せよ。

政権交代後、

民主党の経済政策に

「他国に原発を売りに行く」という項目があり絶望していた。

原発は戦後の日本の国策としてのエネルギー政策だった。

いわば自民党が推奨してきた政策である。

政権交代しても同じだったことに絶望したのだ。
今回の福島原発の爆発は、両党に責任があると言える。

でも責任など取れない、誰にも。
戦後の高度経済成長に、なかば平和ボケし、

ぼーっとしていた私たち国民にも責任がある。

まあまあ、なあなあで、

自分一人の力で生きているような錯覚をし、

自分の利害での観点で政党に付着し、

あるいは利害に関係なければ、無関心で選挙にも行かない、

というような本当の意味での民主主義の放棄が、

今の社会を作り上げてしまったと思う。


そうさ、本当のことを言えば、社会から抹殺されかねない。

そのリスクが大きい。
抹殺されたら何も言えなくなる。
だから、だれでも社会の様子をうかがう。

びくびくするより、寄らば大樹の陰に収まった方が楽だし、

生活も安定する、と思うのは当たり前のことだ。


だけど、今回の大災害、原発の爆発。

日本は変わらざるを得ない。

目先の利益や、小さな自分の出世などのために、

自他ともの生命と引き換えにはできないことが、

わかったではないか。

プルトニウムの飛散について、

また放射線被害について政府は、

正直なデータをリアルタイムに公表し、

その被害防止のための緊急措置を急ぐべき。

今、反省も批判もいらない。
今はもう、わたしたちの安全確保に集中するのみ。

被災地の方々を最優先に一刻も早く!!