先ほど仕事をしていたら、テレビのニュースが、 福島原発からプルトニウムが検出されたと報道した。
東北・関東地域はすべての機能がマヒしてゆく。 遅すぎる。 プルサーマルの使用済み燃料とは何か、 プルトニウムのことをなぜ政府が説明しないのかを、 怒りをもって訴えてきた。 危惧していたことが現実になった。 それでも政府が緊急声明も出さない。
東京でも飲料水や生活物資が不足している。 品数が減り、購入制限があり、 メニューからサラダ類が消えて行っている。 彼らの健康被害だけは食い止めたい。 民主党の経済政策に 「他国に原発を売りに行く」という項目があり絶望していた。 原発は戦後の日本の国策としてのエネルギー政策だった。 いわば自民党が推奨してきた政策である。 政権交代しても同じだったことに絶望したのだ。 ぼーっとしていた私たち国民にも責任がある。 まあまあ、なあなあで、 自分一人の力で生きているような錯覚をし、 自分の利害での観点で政党に付着し、 あるいは利害に関係なければ、無関心で選挙にも行かない、 というような本当の意味での民主主義の放棄が、 今の社会を作り上げてしまったと思う。
そのリスクが大きい。 びくびくするより、寄らば大樹の陰に収まった方が楽だし、 生活も安定する、と思うのは当たり前のことだ。 目先の利益や、小さな自分の出世などのために、 自他ともの生命と引き換えにはできないことが、 わかったではないか。 プルトニウムの飛散について、 また放射線被害について政府は、 正直なデータをリアルタイムに公表し、 その被害防止のための緊急措置を急ぐべき。 被災地の方々を最優先に一刻も早く!! |