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無所属の条件

政党に属していないこと。


公示前に町にポスターが貼れないことを、なんとも思わないこと。


政党助成金がないこともなんとも思わないが、

年間400億円分は即刻災害復興にあてた方がいいと思うこと。
あらゆる政策を、自分自身で立案すること。

もちろん市民の皆さんの声を聴きながら。
だからこそ、ぶれない信念と芯を持っていなければならない。

どこかの政党が、

これぞという納得の政策提案をしたときには賛成することができること。

基本的に背負う看板は自分自身。

服は着ているが裸一貫勝負の日々。

私は議会で無所属の議員5人で会派を組んでいる。

クリエイティブ・フェニックス。

会派を組む理由は議会運営委員会に参画できることと、

発言時間の確保などそれぞれポリシーは若干異なるが、

堺市の発展と市民生活・福祉の向上という点においては一致している。

前向きな議員の集まりだ。

議会というところは、

本来自分が立案する政策を達成するには、

各会派の賛成を得ることが必要。

いくら耳触りのよいことを市民の皆様に主張しても、

本気でやるなら議会内での、

過半数を勝ち取らなければ単なるパフォーマンスに終わる。

過半数の取り方は議員によってやり方は違う。
議会内での普段からの信頼関係、

あるいは、マスコミの報道や市民運動によるもの、いろいろだ。

正論であっても一筋縄にはいかないのが普通。

そこが数の力やそれこそまさに政治力が発揮されるところだと思う。
ここんとこらが、市民の皆さんには見えにくい。

大綱質疑や委員会質問も本番もそうだが、

それまでの当局との議論が数倍もある。

無所属であっても政党所属であっても、

この政治力は議員個人の能力とやる気の勝負である。


まっ、当たり前のことばかりだけど、しっかりがんばります。