月曜日に、いつも髪をカットしてもらている美容師のY先生から、 かつて父によく風蘭をもらっていたんで、 そのお礼にと、めずらしい赤風蘭をいただきました。 それは残念ながら茎は赤いのが残っていましたが、 花は枯れていました。 Y先生も「残念ですが・・」と申し訳なさそうに、 でも一鉢持ってきてくださいました。 大きな、白木蓮の木の枝に吊るしてある 風蘭の花が咲き始めたと思ってよく見てみると茎が赤い。 もしかして?と 老眼の目を凝らしてよく見てみると 白い花に濃いピンク色がぼおっと点のように色づいていました。 花全体が赤いのかと思っていたらそうじゃなかったようです。 でも咲き始めなので、 全体が赤くなるかもしれない・・楽しみです。
![]() 赤風蘭です
わかりにくいですか、アップの赤風蘭です
父が大切にしている、 でっかい風蘭の塊も玄関の水鉢の上で、 今、白い可憐な花が花盛り。 ![]() 父が大切にしている風蘭 つぼみもいっぱいです。
![]() こんな可憐な花をたくさん咲かせています。
風に揺れるというより、 暑い夏にそよ風を運んでくれそうな姿です。 毎日の水やりの成果だと思うとちょっと幸せ。 外して父の診察室の外から見せに行きました。 珍しい赤風蘭をすでに自分の診察室の窓側に飾っていた・・。 普通の会話は交わしたことがないに等しい。 ときどき私に売ってくるが 私には夫婦げんかもするヒマがないのに、 父とけんかなどするヒマはない。 と心に決めている。 病院で弟二人と母と父と私とで家族会議をした。 父も「わしは典子に戻ってきてほしい」と言った。 弟たちはラッキーと思ったに違いない。 こりごりと実は思っているだろう。 家族が出かけることに機嫌を悪くする父だったし。 それはそれでみんなありがたいと思っているけれど。
なんだかんだ言って、 やっぱり夕方6時までに夕飯のしつらえをし、 というのを原則に動いている。 食べ物もなんだかんだ言って父の好きなものを買って帰っている。 「食わしてやっている」の逆バージョンだ。 どうしてこんな話になってしまうのだろうか。 人が何をしてても用事を言いつける。 まあそれも、 父が生きているという証明だと思うことにしました。 |