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色 7月4日(月)

先日、紀伊國屋書店で何気に買ってしまった本。

「千年の色」。


 千年の色

千年の色—古き日本の美しさ
吉岡 幸雄 (著)
出版社: PHP研究所

 

ぱらぱらとめくっていると

色を作り出す工程がカラー写真で掲載されていて、
私の大好きなコバルトブルーの布が、

映し出されていました。


 千年の色「コバルトブルーの布」


それだけで買ったのです。
というより、子どものころから色に興味がありました。

帰ってきて文体の面白さとリズムに作者名を見る。

吉岡幸雄さん。 
巻末のプロフィールを見る。

たくさん「色」の本を書いておられる。
もしかしたら今までにも読んでいた「色」の本は彼の作品?!。
ああ、やっぱりそうだった。

女性センターの階段を降りしなに、

踊り場の掲示板に東大阪市で吉岡さんの作品展や

講演会があることを知らせるポスターが貼ってあった。
見に行きたい。お話も聞きたい。


ネットで調べてみた。
なんとこの秋に吉岡さんのドキュメント映画が上映されるという。
タイトルは「紫」

紫といえば世界共通の

「女性に対する暴力撤廃」のシンボルカラー。

偶然の重なりに、

すこしかってにしびれています。


京都の染織史家吉岡幸雄と染色工房の公式サイトhttp://www.sachio-yoshioka.com/

映画「紫」色に魅了された男の夢 公式サイト

http://www.art-true.com/purple/