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青山御流  清明(きよあか)の精神(こころ) 11月11日

御存知だとは思いますが、せいざんごりゅう、と読みます。

堺が誇る、わが女性団体の大先輩の文化人、

筒井 貞先生の華道の流派であり、
お家元です。

現お家元の園 楽山先生と、

初めてであった日のことを忘れることはできません。

面識のない、

園お家元を堺東駅にお出迎えに行ったのは、

ちょうど10年以上前の今頃の季節でした。

そして今日のような小雨の日。

何百年と続いている華道のお家元です。
皆さんはどんな方を想像しますか?
着物を召した、長老のイメージがありませんか?

驚きました。
すらりとした長身は183センチ。

山高帽にマント風のカシミアのコート。
凛とされた姿勢。

風貌はアランドロンのような端正な美貌。

自分の眼が、ハートマークになっているのがわかりました。

女性センターで行われていた堺女性大学でのご講演を聴いて、

もっとドキドキしました。

天皇家との伝統と歴史を持つ青山御流のお家元は、

あらゆる「人権問題」に精通されておりました。
伝統文化という大義名分の名の下に、

差別を助長されることはなく、

むしろ3百年後の子どもたちのために、

今しなければならないことを、

天皇陛下のまつりごとの説明を交えてお話されるのでした。

仁徳御陵のお話も出ました。
あの古墳の形の意味、構造の意味、精神の意味・・・。

ご一緒におでんを食べにも行きましたが、

それはそれは話題が豊富で、楽しい。
とにかくスマート、でいらっしゃるのです。

青山御流のいけはなは、シンプルです。
すばらしいです。

チャレンジしたいですね。
このたび、園家元から、こんな冊子が届けられました。

一部をご紹介します。

 

※各画像をクリックするとPDFファイルが開きます。