あの皆既月食の後。
毎朝お天気がよく、
向かいの東浅香山小学校の校舎が、
体育館の建設のために取り壊されたので見晴らしがいい。
夜明けが観察できるんです。
いま夜明けは午前6時半ごろ。
東の空がきれいな赤色に輝いてくるので、
ゴミだしついでに少し眺めてふりむくと
西の空にお月様がまだ光っている。
あまりに美しいので、
子どもたちを呼び寄せると、感激している。

夜明けのひんがしの空
これを有明の月って言うんやで。
昼間の白い月はよく見かけるが、
黄色く光ってはいない。
有明の月は、
夜のお月さん同様に光っている。
有明の月の百人一首をよみあげて・・。
私は、学生時代に有明の月は、
有明海に浮かぶ月だろうと思ってた頃があった。
夜明けの太陽が出ていてもまだ空に残り、
輝いている月を有明の月というのだと知った時は、
自分の浅学が恥ずかしかったけど・・。
学生時代の古文や漢文の授業が楽しかったためしがない。
先生には悪いけど「辛気くさい」という感じでした。
いまから思えば、
日本語の美しさを学ぶすごい授業だったはずなのになあ。
写真を撮りましたが。
電線が邪魔ね。
お許しください。
携帯電話でこれだけ撮れたら、
上等としてくださいまし。

振り向けば有明の月