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のりこの部屋
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有明の月 12月14日

あの皆既月食の後。

毎朝お天気がよく、

向かいの東浅香山小学校の校舎が、

体育館の建設のために取り壊されたので見晴らしがいい。

夜明けが観察できるんです。

いま夜明けは午前6時半ごろ。

東の空がきれいな赤色に輝いてくるので、

ゴミだしついでに少し眺めてふりむくと

西の空にお月様がまだ光っている。

あまりに美しいので、

子どもたちを呼び寄せると、感激している。

 

 

夜明けのひんがしの空

 


これを有明の月って言うんやで。

昼間の白い月はよく見かけるが、

黄色く光ってはいない。

有明の月は、

夜のお月さん同様に光っている。

 

有明の月の百人一首をよみあげて・・。

 

私は、学生時代に有明の月は、

有明海に浮かぶ月だろうと思ってた頃があった。

夜明けの太陽が出ていてもまだ空に残り、

輝いている月を有明の月というのだと知った時は、

自分の浅学が恥ずかしかったけど・・。

学生時代の古文や漢文の授業が楽しかったためしがない。

先生には悪いけど「辛気くさい」という感じでした。

 

いまから思えば、

日本語の美しさを学ぶすごい授業だったはずなのになあ。

 

写真を撮りましたが。

電線が邪魔ね。

お許しください。

携帯電話でこれだけ撮れたら、

上等としてくださいまし。

 

 

振り向けば有明の月