お正月に、弟とふたりで父を入浴させました。
父が「パンツのゴムがゆるいんや・・」とつぶやくので、
下着調査。
父の下着はすべてLサイズでした。
でも一昨年の8月に脳梗塞で倒れてから、
元気にしているというものの一気に痩せました。
もともと、太らない体質の父でしたが、
ゴムを付け替えるだけではスース―するようなので、
Mサイズのものを買いに走りました。
ちょうどいいそうで、気持ちよいそうです。
まだ現役で医師の仕事をしていますが、
だんだん小さくなる父の姿に娘としては「父の人生」に思いを馳せます。
人がその尊厳を最後まで維持するというのは、
ひとえにまわりの人間にかかっています。
これからの介護を考えるよりも、
今日の、わずかな会話や交流にもっと思いやりを持たないとなあ、
とつくづく反省の日々です。
父が言いたい文句も言わず、
きっと飲み込んでいることも理解しながら、接してかないと、と思います。
また、いろんな方々におせわになっています。
感謝しています。