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ものすごくうるさくて ありえないほど近い 3月13日

昨日この映画を見てきました。
二人でいったのですが、月曜日とあってこの映画のシアターは、

他にたった一人の男性が最後列最上段に座っているだけ。

なんだか気味悪かったです。

ほんとは一人で見に行こうと思っていたけど、

連れを誘って正解でした。

でも映画は本当に良かった。配役もストーリーも。
9.11で父親を失った少年の、

アスペルガーの検査を受けるほど、

あの日以来心を痛め続けている少年がタンバリンを鳴らしながら、

(タンバリンを鳴らすと恐怖が和らぎ、行動できる、というお守り代わり)ニューヨークのまちやセントラルパークを走り回る。

何度も仕事で行ったニューヨークのまちが舞台でした。
仕事の合間にわたしもニューヨークのまちをよく歩いたものです。

9.11に崩れ落ちたWTCの110階にあるレストランは必ず行きました。
その1年ほど前に、

WTCの地下で爆破事件があった直後もニューヨークに居ました。

この映画の家族の在り様が、自分の家族とダブってくる。
トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、マックス・フォン・シドー・・

名優ですねほんとに。

こんな脚本を書ける人、

そしてこれを映像化できる人の才能は、

たぶん友人のSさん並みの頭脳と心の持ち主だろうな、

と思ってしまったり。

ああ、久しぶりにドラえもんや、

ピカチュウ以外の映画を見ることができました。

日本語のタイトルも名訳すぎます。

すごい。