昨日この映画を見てきました。
二人でいったのですが、月曜日とあってこの映画のシアターは、
他にたった一人の男性が最後列最上段に座っているだけ。
なんだか気味悪かったです。
ほんとは一人で見に行こうと思っていたけど、
連れを誘って正解でした。
でも映画は本当に良かった。配役もストーリーも。
9.11で父親を失った少年の、
アスペルガーの検査を受けるほど、
あの日以来心を痛め続けている少年がタンバリンを鳴らしながら、
(タンバリンを鳴らすと恐怖が和らぎ、行動できる、というお守り代わり)ニューヨークのまちやセントラルパークを走り回る。
何度も仕事で行ったニューヨークのまちが舞台でした。
仕事の合間にわたしもニューヨークのまちをよく歩いたものです。
9.11に崩れ落ちたWTCの110階にあるレストランは必ず行きました。
その1年ほど前に、
WTCの地下で爆破事件があった直後もニューヨークに居ました。
この映画の家族の在り様が、自分の家族とダブってくる。
トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、マックス・フォン・シドー・・
名優ですねほんとに。
こんな脚本を書ける人、
そしてこれを映像化できる人の才能は、
たぶん友人のSさん並みの頭脳と心の持ち主だろうな、
と思ってしまったり。
ああ、久しぶりにドラえもんや、
ピカチュウ以外の映画を見ることができました。
日本語のタイトルも名訳すぎます。
すごい。