滋賀県大津市の日吉大社で、14日、
湖国三大祭の一つである山王祭が行われました。
1200年の「伝統」がある神輿神幸で、
今年初めて大津市の越 直美市長が、
神馬(しんめ)に伴われて神輿のお供をされたとのこと。
武家社会の男性の正装であるピンク色の直垂(ひたたれ)をまとい、
馬に乗っての登場をされたとのこと。
かっこいい!
大津市長もかっこよかったですが、
もっとかっこいいのは、
この女性の参画を認めた日吉大社さんや関係者の皆さんです。
差別的な女人禁制の「伝統」にこだわるよりも、
PR効果が大きいと判断されたようです。すごい判断ですね。
これをさらりとなさる勇気が、
この1200年の伝統をさらに発展させていくんだと思います。
さらに今回の山王祭には
比叡山延暦寺の天台座主(ざす)でいらっしゃる半田幸淳さん、
なんと94歳が、殿上輿(てんじょうごし)に乗られて
日吉大社を公式参拝されたとのこと。
これも1200年の歴史で初めてのことなんですって。
素晴らしいですね。
来年はぜったい、堺から大勢で応援に行きましょう!
(2012年4月15日 読売新聞)
山王祭の神輿神幸 女性市長が馬に乗って参加 1200年の歴史で初
(2012.4.14 19:09 産経ニュース)
(2012年4月15日8時57分 朝日新聞デジタル)
(2012年4月15日 中日新聞)