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思いがけない恩師からの書籍の贈り物 6月20日

議員事務所に大学時代の恩師から、

1冊の書籍が届けられました。

ああ、国際政治学がご専門の瀬川博義教授からです。

30年ぶりですね。

 


医学部を受験して不合格で、

いやいや2次か3次の試験を受けて通った大学。

なぜかしら、あのころは興味のなかった英文科で。


だいたい三国ヶ丘高校を落ちてからの数年は、

うだうだ面白くない人生を送っていましたね。

落ちこぼれ組だったですね。


何をしてたんかな、と思うくらい目的を失っていました。

しょうがないから、塾のアルバイトをしては、

海外に出かけて行って美術館めぐりをしていましたね。


でも瀬川先生の授業はすごかった。

国際政治と人権に詳しい、

右でも左でもなく、

たんたんと「人間」を柱にすべてが語られていく。

学生には、厳しいけれど愛情のあることがわかる先生でした。


卒業後、製薬会社に勤めましたが、

母から「国際的な人権問題を話せる先生はいないか」

 と問われ、紹介したのは瀬川先生でした。

瀬川先生は、堺で講演をしてくださいました。


その瀬川教授から、送られてきた書籍は、

もちろん先生の自著です。

今は神戸の舞子にいらっしゃる瀬川先生の本は衝撃的です。

「アルメニアの虐殺」


覚えていてくださったのですね。

同封されている新聞記事には、

面影のある瀬川先生のお写真も。

30年という時の長さを感じましたが、

相変わらず先生の眼の力は写真からでも感じられます。