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筒井 貞先生と 7月12日

昨夜、筒井先生からご相談のお電話をいただき、

今日久しぶりに中百舌鳥の筒井邸にお伺いしました。

 

江戸時代の武家屋敷の環濠までしっかり残っている

筒井先生のお屋敷の門の前には

樹齢1000年を超えるクスノキがそびえたっています。

 

中に入るとお庭に古墳があり、

竹林が今日の風にさわさわと音を立てて揺れています。

あたりは蒸し暑いのに筒井邸に入ると、

気温も3度以上は低いのではないかと思うほどの

涼しさと静けさ。

 

ご相談の件のお話を聴き、お預かりしました。

 

その後先生と、あれこれとお話が弾みました。

 

ただひとつ、のっぴきならぬご依頼を受けました。

 

先月くらいに今年の新任教員の人たちが

筒井邸に研修に20人ほど来たそうです。

毎年、新任教員の人たちが筒井邸に来て、

堺の歴史や文化を学ぶそうです。

もちろん講師は筒井先生ご自身。

 

けれど今年の新任教員の人たちにはがっかりしたと。

行儀も悪いし、歴史や文化に興味もなさそうで、

と延々筒井先生が怒りをあらわにされました。

「あの方々はしっかり鍛えていただかないと、

今までこんなことはなかったですよ。」

 

承ってまいりました。

そういえば堺タイムスにも、

新任教員が研修のために本庁から福祉会館への移動の際、

狭い歩道を道一杯に広がって歩いていたと、

そのマナーの悪さが指摘されていました。

同じような話を他からも聴きました。

 

教員採用の狭き門も、全体としてレベルダウンだと。

全ての人がそうではないと思いますが、残念ですね。

 

 

どこかの水道局についても

同じような話を聴きましたね。

本来なら採用しないレベルの人でも、

人数が足りないので採用せざるを得ないと。

 

やはり、むやみやたらな給与の引き下げや、

罰則条例などは、優秀な人材を失うのかもしれません。

 

けれどせっかく堺市の先生や、

職員になったのですから、

プライドをもって頑張ってほしいですね。

 

 

 

凜と気品と威厳と