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ころころ変わる大阪府の私学高校助成金制度 9月4日

高3の娘がまた、

学校から私学高校の授業料助成金の書類を持って帰ってきました。

今年度のはじめ4月に、

一度所得証明などをつけて提出したところですが、

2学期になってまた、この間に制度が変更されたというのです。

今度は健康保険証の写しが必要だと。

 

いずれにせよ、

助成を受けられるのは全員ではなく、

世帯所得制限があるので、我が家は対象外です。

それでも連絡票を提出しなければなりません。

 

案外、私学の高校生のいないご家庭の方々は、

大阪府下の私立高校は授業料が無料になった

という印象だけをお持ちではないでしょうか。

 

全然違います。

 

さらにこんなに、ころころ制度を変えると、

行政も当該の私学の高校も事務量が増え、

紙代や印刷費など、さらにそれに係る人件費など、

莫大な余分の経費がかかるはずです。

 

橋下さんたちは、

節税や、行政や議員の報酬削減を言う割に、

一般には見えにくいところで、

こんな無駄遣い的な政策施行のありさまです。

 

聞こえのいいことを大々的に言い切ることは、

得票にはつながるかもしれませんが、

その後、実際にはどうなのかをしっかりと検証していかないと、

次から次から短時間のうちに出される政策は、不備が多く、

この私学高校助成についても、

もっとすっきりしないと当初の目的が果たせないと思います。