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敬老の日 9月17日

このごろ、毎年祝日の日にちが違うことに、
ようやく慣れてきました。
今年は今日。

我が家では父の敬老を祝し、
父と同居している私の家族、弟二人の家族が
毎年みんな勢ぞろいします。
父の好きな中華料理を食し、
みんなでわいわいにぎやかな食卓を囲みます。

末弟のパートナーである登美子さんが
朝から電話をくれて、その発案。

ありがたいですね。
脳梗塞で倒れてから、
若干の麻痺の後遺症がありながらも、
父は元気にしています。

親子、兄弟が仲良くしていくことが一番です。

このごろは、親のすねをかじるだけかじって、
親を喜ばすことを何にもしない人が多いように思いますね。

子どもや、孫が健康で元気にまじめに働いて暮らしていくことが、
親にとって何よりも嬉しいことだと思います。

定年退職するような年になっても、
なんだかんだと親に心配ばかりかけている人もみかけますが、
そんな親不孝をしないよう、
自分たちは努力していきたいですね。

年々、体が小さくなってくる父が、
元気に働きながらも
自分の人生の整理をし始めていることがわかります。
そのことを弟たちに伝えると、
「1日でも長生きしてほしいなあ」と。

昭和3年生まれの父は、
家族に無愛想で怖かった世代の典型です。
でも心根は優しく、戦後、自分の親兄弟や、
妻子を養うために必死で働いてきた世代。

そのことが私たちが理解できているので、
今でもこうしてしょっちゅうみんなが我が家に集まってきます。

高齢者の自殺報道が先行する近年の敬老の日。
その思いをくみ取りながらの一日でした。