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お盆ですね 8月13日

このごろは、

お盆と言えども議会があります。

女性団体もとりたててお盆休みというのはなかったので、

普段通りですが、

母が亡くなって13年。

昨年13回忌は済ませたもののいまだに、

この時期には多くの方々がお参りに来てくださいます。

 

いつもトップバッターは、

小郷 一先生です。

母が他界してから、

欠かすことなく毎年仏前に手を合わせてくださいます。

昨年は、馬場先生もきてくださいましたね。

北側先生もお花を送り届けてくださいました。

 

議員は、選挙の時にはライバルだし、

政党によっては敵味方になりますが、

やはり基本は人間関係と信頼関係です。

 

わたしも若いころは、

周りを顧みず、

突っ走ってきたところがありますが、

反省、反省。

 

やっといまごろになっても、

だまだ不十分ですが、

言葉遣いや態度に気をつけるようになりました。

それでもこうして、

小郷先生のように毎年、

しかも13回忌もこえて、

お参りというのはなかなかできるものではありません。

 

議員や首長というのは、

選挙で多くの人のお世話になります。

本来の仕事をきちんとこなすのは当たり前。

けれど政策実績と選挙は別物と言えるほど

ちがう要素があります。

 

選挙となると、

自分一人や身内がいくらしゃかりきになっても

勝てるものではありません。

最近の選挙は、

ずいぶん様相が変わってきました。

一時の「風」で結果が決まる。

追い風の時はいいけれど、

逆風の時はボロボロになる。

「風」で当選した人たちは、

選挙のど素人、

議員としても素人の人が多いのは当然です。

当選してからどれだけ、

学ぶかがその次の選挙の結果として

あらわれてくるのではないでしょうか。

そんな選挙にも耐えぬいていくためには、

普段の「配慮」が大切です。

人と心を交わす、

人に心を砕くことがいかにできているか、

ということなのです。

 

どんな崇高な目標を掲げても、

どんなに毎日駅立ちしても、

さまざまなところに顔見せをしていても

確実な票の獲得にはなかなか結びつかないのです。

 

ましてや、

維新という、

強力な広告塔と莫大な資金を有する軍団との戦いです。

 

確かに堺分割は、

その意味が分かっている市民には、

「ありえない」話です。

政治のプロは「できっこない」とおっしゃっています。

でもそんなことに関心のない人々が圧倒的に多い、

ということが分かったのが前回の選挙なのです。

 

従来の市長選のやり方に倣う必要など全くありません。

従来の市長選とは違う大きな気運を高めること、

それが「堺はひとつ」だと。

 

まずは候補者の周りに選挙の精鋭をいかに集めるか、です。

 

候補者は孤独なものです。

だからこそ人の意見を傾聴する姿勢が大事です。

そうでなければ、

だれも周りにいなくなる。

いてもいるだけで、

YesManばかりじゃ役に立たない。

 

目的を同じにする同志を信頼することが大事だと、

私は思います。

こんな自分のためにみんなが頑張ってくれている、

皆さんは自分のためだけじゃない

堺のために頑張ってくれているのだという

認識を忘れないことです。

 

私はいつも自分の選挙でそう言い聞かせています。

 

お盆です。

お参りに来てくださった皆さんと共に、

母と向き合い、

指南を仰ごうと思っています。