合言葉ですね。
たとえば、京都や奈良、神戸などの都市名を消し、
3分割や4分割の区にするなんて考えられるでしょうか。
そんなおかしなこと、
世界中から非難轟轟浴びますね。
「えっとぉー、前の京都はどこだっけ?○○区って、もとは何市?」
なんてことになるのですよ。
要は、京都や奈良、
というのはもう単なる地名ではなく、
千年以上の歳月を培ってきたブランド。
世界中の人々の観光のメッカといえるのです。
そしてそこには、
外から来る観光客よりも、
その町に住み、
生きている市民のプライドと
自分の名前のごとく「自分」を形成する
一つの重要な要素であるアイデンティティーとしての
「生まれ育った地名」がある。
堺もそうです。
仁徳御陵をはじめとする百舌鳥・黒山古墳群は
いつのものかといえば、
もう1600年以上もまえのもの。
京都はまだ遷都から1300年。
奈良も1300年。
堺は京都や奈良よりもっと古い歴史文化のある街なのです。
こんな由緒のある「堺」をなくすなんてありえない。
選挙はお祭りじゃない。
人気投票でもない。
堺市民の民意の見せ所です。