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変化から進化へ 9月22日

従来の堺市長選は、いわゆる与党対野党の構図がありました。

 4年前の市長選の時、その構図が変わりました。

与党側に、同じ大阪府庁出身の候補者が現れ、

さほど政策も変わらない、

しいて言えばLRTの廃止を前面に打ち出した、

けれど当時の現職も投票日2日前にLRT凍結を決めていました。

 

そしてもともと自民党に推薦されて大阪府知事になった、

テレビで人気だった弁護士の橋下さんが竹山候補を応援し、

竹山さんが当選。

後から、聞きますと、

 多くの団体が両候補に支援していたそうです。

 

今回は、またあの選挙とも違います。

変化しているのです。

相変わらず両候補に支援している団体や個人はあります。

 

候補者の考え方もやり方も今までとは違う。

応援する人々も構成が違います。

 

でも、相変わらず「政党」の枠に縛られた古い考え方で、

今までどおりの選挙をする考え方の人も大勢います。

維新も相変わらず、

今までどおりのやり方で選挙をしておられるようです。

 

進化しきれない人はいつの時代にもいます。

 

私は今回、

自分自身が堺市長選に臨む姿勢が

変化していることに気がつきました。

本質的に、堺市民の皆様を護る、

ということは変わりませんが、

明らかに違うのは、

市民の皆様の「無力感」「あきらめ感」からの

脱却のためのチャンスでもあるということです。

 

確かに政党の力は大きい。

でもそれを超える市民の皆様の力が、必要です。

堺市を守り、

発展させるのは市長や議員や政党だけではなく、

主役は堺市民、なのです。

 

こういう市長選は、

単なるきっかけであり、

要は堺市民の皆様一人一人が社会に参加する、

協働する時代に、

対等なパートナーシップをもって参画するための

新しい「市民社会」のデザインを描きはじめている、

といえます。

進化していますよね。