息子が、「なんで大和田が降格だけで済んで、半沢が出向なん?お母さん」と聞いてくる。
どうやら昨日はシリーズ最終話だったらしいけれど、
見てない私には何のことかさっぱりわからない。
大学生の娘に5分で要約を聴いた。
実に明快。
なるほど、現代版水戸黄門の要素をあわせもち、
数多くのサラリーマンといわれる
企業に勤めている会社員の絶大なる支持を得ているというドラマ。
「なるほど、考えられることは2つある。
半沢直樹がこれから本当の意味で清濁併せ持つ懐の深い、
深慮できる銀行マンになるため。
大和田が懲戒免職になれば、大和田は一生半沢を恨む。
半沢が今回大和田に土下座をさせたり、
万一大和田が解雇されたとしても
亡くなった父や半沢の恨みが本当に晴れるだろうか。
今度は半沢が恨みを持たれて、
それが半沢の子どもに関わってくる可能性もある。
そうなれば終わりなき戦争と同じやね。
テレビドラマなら、そこで完結するけれど、
実際の人間社会はそうじゃない、
だからどうする、ってことじゃないの?」
息子は「深いなあ・・」と考えている。
中学1年生に、どこまでわかるかしら、とおもいつつ。
「正義が最後には勝つ社会でないといけないけど、
正義はそう簡単に勝たないんだよ」
だから努力し続けるのさ、
と心の中でつぶやきました。
ごめん、
お母さん半沢直樹どころじゃないんだ、
今度ゆっくり話をしましょう。