ホームのりこの部屋 > 正義はそう簡単に勝たない 半沢直樹 9月22日
のりこの部屋
月ごとに読む

正義はそう簡単に勝たない 半沢直樹 9月22日

息子が、「なんで大和田が降格だけで済んで、半沢が出向なん?お母さん」と聞いてくる。

どうやら昨日はシリーズ最終話だったらしいけれど、

見てない私には何のことかさっぱりわからない。

大学生の娘に5分で要約を聴いた。

実に明快。

 

なるほど、現代版水戸黄門の要素をあわせもち、

数多くのサラリーマンといわれる

企業に勤めている会社員の絶大なる支持を得ているというドラマ。

 

「なるほど、考えられることは2つある。

半沢直樹がこれから本当の意味で清濁併せ持つ懐の深い、

深慮できる銀行マンになるため。

大和田が懲戒免職になれば、大和田は一生半沢を恨む。

半沢が今回大和田に土下座をさせたり、

万一大和田が解雇されたとしても

亡くなった父や半沢の恨みが本当に晴れるだろうか。

今度は半沢が恨みを持たれて、

それが半沢の子どもに関わってくる可能性もある。

そうなれば終わりなき戦争と同じやね。

テレビドラマなら、そこで完結するけれど、

実際の人間社会はそうじゃない、

だからどうする、ってことじゃないの?」

 

息子は「深いなあ・・」と考えている。

 

中学1年生に、どこまでわかるかしら、とおもいつつ。

 

「正義が最後には勝つ社会でないといけないけど、

正義はそう簡単に勝たないんだよ」

 

だから努力し続けるのさ、

と心の中でつぶやきました。

 

ごめん、

お母さん半沢直樹どころじゃないんだ、

今度ゆっくり話をしましょう。