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土砂崩れの現場に住む友人より 8月24日

広島市の土砂崩れの現場に住む友人の

さらなる情報をシェアします。


土のう袋が足りなくて困っているのに、

現場近くのホームセンターでは山積みで、

しかも一枚700円以上で売られている!??

避難所やボランティアの方用の仮設トイレが、

いまだに設置されていない!?


どういうことでしょうね。

空き巣も続出・・。

東日本大震災から3年半。

その教訓は活かされていないようです。


阪神大震災のときに、

発災翌日に、

私たちは救援物資の水や赤ちゃん用のミルクやオムツや、

女性用の生理ナプキンをコンテナ一台分、

堺市の消防艇で神戸まで運んでもらいました。


そのときも、

堺市内の大手スーパーでは、

普段よりペットボトルの水が高かった。

なんてことするんだ、と後から抗議。

そうしたら東日本大震災のとき、

そのスーパーをはじめ、

多くの企業が様々な物資を無償提供しました。


今回、すでに消防、警察、自衛隊が

人命救助活動に甚大な力を発揮されています。

それにしても広島市全体が壊滅状態というわけではないのに、

現地の方々の声に、

早急に対応できていないのは、

歯がゆいですね。

でも文句を言ってる場合じゃないので、

できることをやります。

地元の友人の声をたよりに。

 



広島市安佐南区八木三丁目、四丁目より

 

皆さんがたくさん目にしておられる土砂災害の爪痕はテレビに映らない土砂崩れの跡がいく筋にもあって、土砂が襲った場所を自分の目で見ると胸が詰まる思いでいます。 また、雨も降ったり止んだりで救助や瓦礫の撤去、土砂の取り除き作業がなかなか進まない現状と二次災害の危険度の高さを思い知らされています。

 

小学校の裏手の崩れは人命を奪った筋。 我が家の裏手の山肌にはいくつもの小さな土砂崩れの筋が見え危険を感じずにはいられない状況。 ブルーシートもかけようがない幅と長さに山肌は雨ざらし。

 

災害地域の中にあるホームセンターにはあれほど足りないと言われる土のう袋がしっかりつまれていますが誰も買いません。高いです。ボランティアに入られる方は皆さんこちらを利用され必要な物を揃えていかれますが、値引きされるわけでもなく定価で売られている。その商魂も驚きです。

 

この辺りの商業施設は泥や土が着いた靴や長靴で皆さんが入店しますからザラつき、泥汚れはハンパないです。

 

高圧洗浄機も定価で売られています。

 

まさ土は堆積すると固まってしまうのでホースで水を流しただけでは流せません。

どこかリースして下さる会社はないでしょうか?どこの家庭も出費がかさむ中で買わなくて済み皆が共有できれば大変ありがたくまた助かります。

 

小学校の基準服、体操服も流されてしまったり避難指示で家に帰れないお子さんがいます。梅林小学校の卒業生さん、またお子さんが大きくなってサイズが小さくなって不要になった同小学校の基準服、体操服をお譲りいただける方いらっしゃいましたら幸いです。学校再開予定の9月1日までに今の状況が変わるかは通学路の安全性が無い今正直難しい状況です。 (写真13枚)

 

不足している土のう袋。なぜか買う人を見ることはできませんでした。

 

左右に崩れた筋が見える我が家裏手の山肌

 

テレビに映らない土砂崩れの跡
小学校より少し北寄りの山肌

 

まだ手付かずの我が家からほど近い山肌
大雨がまた降ればどうなるかもわからない。

この住宅地への道は細い道しかありません。

 

三丁目の土砂崩れ跡1

 

三丁目の土砂崩れ跡2
こちらにはまだ不明者がいます。
早く助け出してあげたい

 

崩れた先にはマツダの社員寮、後ろには大きなマンションがあります。
ここが再び崩れるようなことになれば多くの家屋が無くなる恐れがあります。
ここもテレビにはほとんど映りません

 

小学校裏手に走る土砂崩れの筋。小さなものも見受けられます。


八木三丁目の最大の土砂崩れの現場は下から見ると

ごっそり山が削れてしまったのがよくわかります。

 

小学校より少し南西の山肌にはいくつもの崩れた跡が見えます。

通学路もまともに通れません。

 

小学校真裏の人命を奪った土砂崩れ跡


必死の救助作業も土砂の取り除きがまさ土特有の性質からなかなか進まず

 

八木三丁目のヤマダ電機前は消防隊の駐機場