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おばあちゃんの遺服を着て! 2月7日

おはようございます。

青空が美しい朝です。

朝から、末娘が何やら家の中を行ったり来たりしているなと思ったら、
2階から、

「おかーさーん!おばあちゃんのこのコート着てもいい?」

というので見に行くと、見覚えのあるコートジャケット。

「クリザイア、メイド イン イタリーて書いてある」

ふふふ。「クリザイアとちがうよ。クリッツィアと読むんよ」

末娘の祖母は、私の亡き母。母はお洒落な人でした。

見かけはシンプルで、スーツなどはネイビーばかりでも、
イタリアやフランス製のきちんとした仕立てのものを長く着ていました。

もう母が亡くなって20年になりますが、そういう母の服は捨てられず、
あわよくば、自分が少しスマートになれば着れると思い(@>u<)、
大切に保管していました。

長女は、誰に似たのか華奢な体格なので、おばあちゃんの服は、
どれも肩幅が
合わず諦めていました。

末娘は、身長、体格がおばあちゃんに似ており、
今ではすべての服が丁度いいようです。

今日は、クロエのブラウスまで引っ張り出して、
私の心友たちに合格祝いをしてもらえると、
いそいそと出かけて行きました。

 

このご時世なので、食事はせずすぐに帰ってくるそうです。

ありがたいことです。私は家で仕事していますので。

娘たちを見ていて、ふと母の面影を思い出すことがあります。
長女はおばあちゃんに日本舞踊を習ったり、一緒に舞台を踏んだり、
思い出がありますが、末娘が生まれた時に、すでに母はいませんでした。

母が今日の末娘の姿を見たら、どんなに喜んだことかと思い、
写真を撮りました。

 

 

blog_202102070101.jpg

 

さすがにklizia。その風合いは30年たってもビクともしない、
本物ですね。

あらためて、母に感謝。友人に感謝の一日の始まりでした。

今日も、心のぬくもりのある一日を!