さる6月29日から新体制となられた堺市医師会の正副会長の先生方と、堺市の自民党会派とで研修会を行いました。
このたび会長となられた岡原和弘先生からは、堺市医師会の新体制の構成や役割分掌、重点活動について、魅力ある医師会の創造、災害対策、DXの推進、女性医師の活躍支援など、明確で詳細なご説明をいただきました。
次に堺市医師会副会長、堺総合医療センター院長の大里先生から、コロナの現状と分析について、現在堺市でもコロナの11波が来ており、毎日約450人の新規感染者が発生中。今後9月頃までがピークで倍くらいの感染者が予測できるとのこと。死亡はやはり60代後半以上の高齢者が多いので、その対策が必要。さらにLong-COVIDコロナの後遺症や、今後の新興感染症の対応について、行政と医師会、議会、市民の連携の必要性について貴重なお話をいただきました。
大里先生への質問が議員から出されたのちに、SACHICO性暴力被害支援センターと連携している堺総合医療センターの診療について現状を説明したのちに、協力要請の要望をしました。
次に副会長の小田先生から子宮頚がんワクチンについての現状と分析、ワクチン接種の必要性について、詳細なデータのもと、ご説明がありました。
次に堺看護学校長でもいらっしゃる佐々木副会長からは、堺看護学校では、潜在看護師の復帰のための講習会を実施していることのご説明や、今後看護師が不足することが予測できるので、その対策の必要性についてお話くださいました。
それぞれ質疑や意見交換を行い、非常に中身の濃い研修会となりました。
岡原会長はじめ先生方、また事務局の皆様ありがとうございました。
会議後、女性医師会の中野先生と赤井先生がお越しくださり、HPVワクチンについてのご相談をいただきました。今後連携して活動させていただくこととなりました!
貴重な研修は、堺市民の生命と健康を守るための政策に直結します。また女性医師の先生方との出会いは、保健医療福祉行政に必要なジェンダーの視点が盛り込まれていきます。嬉しい出会いです。
ご挨拶される岡原会長!
こちらは池尻団長がご挨拶。
意見交換
大里副会長。
小田副会長。