性暴力救済、府の事業費3倍に 大阪、病院内拠点の存続危機で(共同通信) – Yahoo!ニュース
性暴力被害者は、72時間以内にまずSACHICOへ!
阪南中央病院から退去して存続が危ぶまれていた性暴力救援センター大阪=SACHICO。
このたび大阪府が補助事業から委託事業に切り替える。それに伴い予算も3倍にした。
本来なら病院拠点型が望ましいが、今の医療制度や体制のままでは、また阪南中央病院の二の舞となりかねないのだ。だから診療室を備え、相談室、休憩室、シャワールームなどを備えたセンター方式であっても、とにかくこの業務を止めてはならない。待ったなしの事案だ。
これまでのSACHICOへの相談件数は年間4200件。被害者のうち1割は9歳未満の子どもである。
診察や治療をする医師や相談を担当する支援員には特別な知識やスキルが必要。
そもそもこの大阪のSACHICOは、全国のワンストップセンターの草分けである。しっかりと運営する必要がある重要な医療機関であり、傷つけられた被害者に寄り添って治療し、社会復帰ができるまでサポートする専門家集団である。
6000万円という金額ではなく、いかに性暴力の被害者も加害者をもなくしていけるか、明確なビジョンの元で役割を果たすことが求められている。
大阪府の今回の判断をより有意義なものにするために、日々SACHICOの幹部の方々と取り組んでいます!これからが最初の第一歩です。