こんばんは。今日は堺市議会の総務財政委員会でした。
午前中は、市長質問において、市長が積極的に進めておられる女性管理職登用について。
R2年度14.6%、R3年度16.0%、
R4年度18.8%、すでにR3年度で政令指定都市の中で9位になっています。
女性管理職を増やす理由は、意思決定の場に於いて女性の視点を活かすためと市長はご答弁されました。
また、数を増やすだけではなく、骨太方針に示されていることも含めて日本のモデルとなるよう女性活躍推進を行なっていくという、素晴らしいご答弁をいただきました。
しかし市長への質問と答弁骨子だけでは、深い政策を練ることが困難な現状だと感じています。もったいないと思いますね。
市長と議員や市民の皆様との対話ができればいいなと痛感しますね。
今日の質問は、
1、女性活躍骨太方針の4つの基本指針について
女性の経済的自立、性暴力やセクハラの対策、男性の家庭や地域での活躍、そして税制や社会保障のあり方について、堺市の取り組みを問いました。
2.国立女性教育会館(ヌエックNWEC)の内閣府への移管、および
それに伴う本市の男女共同参画センターの機能強化について
3.ジェンダー統計、ジェンダー予算とは何か、またその実施をすることについて。これについては10数年前から議会で提案してきましたが、未だに動いていませんでした。
でも、やらなきゃね、と。
4.本市の審議会のあり方については、101機関あるが女性委員の比率は43%、座長、副座長も増えてきています。後は内容の精査をすることが必要ですね。
5.2025大阪・関西万博の女性活躍推進館(仮称)について。
全国的にも男女平等政策を推進してきた堺市の紹介なども含めて、先進的な取り組みにさらにつながるよう、このパビリオンへの参画を要望しました。
6.市民の生命と安全を守るための
核シェルターの設置や地下避難場所の準備を急ぐよう要望しました。
そのために財政局が、危機管理室と共に莫大な費用がかかるこの事業について、国へ要望するくらいでないと間に合いませんよ、と。
7.本市の広報については、デジタル
デバイド対策を急ぐということと、
広報の根っこは、人権であること。
市民の知る権利については公正、平等な情報提供が必要であること。
また税金を使って、人権を侵害しない広報であることが重要であると申し上げました。
片道30分の持ち時間で、市長質問と一般質問を行うのは至難の業ですが、今日はなんとか余裕を持って出来ました。
当局の皆様のご協力のおかげです。
これからが実際の事務や政策形成に移行していただく必要があります。
議会の時だけでなく、日常的に取り組まないと政策実施はできませんね。お互いに市民の皆様のために切磋琢磨いたしましょ❣️
よろしくお願い申し上げます。