こんにちは。昨日の午後は、長崎県立大学の李節子先生のオンラインでの最終講義でした。
テーマは「在日外国人の母子保健〜健康権/人権の視点から〜」。
李教授との出会いは2007年8月、元麻布にある南アフリカ共和国🇿🇦の大使公邸で開催された女性の日記念セミナーで、共に講師として招かれていたことからです。
そこで、ほぼ今日と同じテーマでのご講演を聞き、私には衝撃が走りました。
まず日本では前代未聞のご研究であり、しかしそれはなくてはならないはずの調査統計データであり。
こんな貴重なご研究内容を限られた時間の中で、惜しみなく存分にシェアされる李節子先生のプレゼンに度胆を抜かれていました。
忘れもしない、五島列島の海に太陽の光が反射しているような眩い美しいブルーのシルクのジャケットを纏い、颯爽と笑顔で話されるお姿。
以来、2009年の堺での日本女性会議、アジアと日本初のUN Womenの堺セーフシティプログラムの総監修、堺市教委における性暴力対策やご指導の数々。本当にお世話になってきています。
李節子先生の講義には生命の尊厳と魂と愛が込められています。
世界の性暴力根絶のために有効でわかりやすい具体策を天才的な論理展開によって、示唆してくださるのです。
遺言とも言える最終講義であると李先生はおっしゃいますが、まだまだこれからです!
みっちり、きっちり2時間のご講義は、あっと言う間でした。しかし内容は2万時間分です。そして、終わったら、すぐに212枚に及ぶ講義内容のパワーポイント資料と共にありがとう❣️とメールを下さるのです。
超一流の研究者であり、科学者にして、人道、人権の伝導者が、李節子先生なのです。
感動の時間とご指導をありがとうございました。