今年も無事に追悼と誓いのつどいが行われました。
市民参加の大半は堺市女性団体の皆様です。これも当初からです。素晴らしい市民団体です。常にこのつどいを支えてきました。
今日ある市民の方から、議員の出席が少ないのでは?と聞かれましたが、私は答える立場にはありませんから、少し困りました。
私自身は、このつどいを開催するに当たり、健康づくり推進市民会議の役員さん達と、ご遺族のお宅を訪問して許可をいただきました。そんなことから欠かさずに参加してきました。
ご遺族は参加はできないが、せめて娘たちのこと、事件を風化させないでほしいのでつどいを開催してほしいとおっしゃっていただきました。
お話を伺いながら共に涙し、本当に痛恨の極みでした。あの日の涙と約束を果たし続けることが、せめてもの償いです。
朝、元気に行ってきますと出かけた子どもが夕方には腹痛と下痢にのたうち、生命を奪われて還らぬ人となった。
私にはあの夏の空から
おばちゃん、私らはなんで死んだの?と言う少女たちからの問いかけの声が忘れられません。
二度と同じことを繰り返さないのは当たり前で、それでも失われた生命は、もう還らないのです。
亡くなられた四人の方々のご冥福をお祈りします。また、未だ後遺症に苦しんでいる方々にお見舞い申し上げます。