ロスト・キング 500年越しの運命 – 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画
このところ、昼間はなんだかんだと仕事をしているのだけれど、どうしても見たい映画があって。
こないだ、末娘をバイト先に迎えに行ってレイトショーで観て来ました。
『ロスト・キング 500年越しの運命』。
物語は、2人の子どもの母親である女性が、駐車場に埋まっていたリチャード3世の遺体(遺骨)を発見するという実話です。
彼女の名はフィリッパ・ラングレー。
いわゆる歴史学者でもなく、考古学者やシェイクスピアの研究者でもない素人の彼女が、リチャード3世の尊厳をかけて、必死で研究し、直感を信じて、どんなに無視され、軽んじられても諦めない姿。
フリアーズ監督は、今日のフェミニストをテーマにした、何よりも性差に関する政治的な話の映画だと言う。
久しぶりに何度も勝手に涙が流れました。
それは間違いなく、ずっと忘れていた(いや忘れるはずなどない)なつかしい痛みを思い出した、共感の涙でした。スイートメモリーだな?
そう、まさに自分は、その悔しさ、歯痒さを覆すために博士号をめざしたのです。
そんな自分から、やり遂げたフィリッパに大きな拍手👏を贈りました。
素敵な映画でした。
帰り道、月がとても綺麗で方違神社⛩️に立ち寄りました。