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喪中ハガキの季節に 11月25日

毎年、この季節になると喪中ハガキがたくさん届きます。
あらためて、ああ、この方も、

あの方のお父様やお母様がご逝去されてしまわれたなあ、

といろんなことを思い出します。

喪に服すという、日本の習慣は、

死者への弔いと追悼の思いであり、

それは本当の意味では、

もっともっとストリクトなものだったんでしょうけれど、

現代はこの喪中ハガキに凝縮されているような気がします

大切な方を失われたその悲しみを、

家族以外の方々と分かち合う。

それが喪中ハガキの役割かも知れません。

今年は東日本大震災で、

本当に大勢の「大切な方々」の命が奪われてしまいました。
いまだに喪中ハガキを出そうにも、

住所録などを流されてしまった方々がほとんどだと思います。

届けられない喪中ハガキのことも想い、

故人様への心からのご冥福をお祈りします。